「春の高校バレー」(volley)と
「びわ湖バレイ」と(valley)
「ボリショイ・バレエ」(ballet)が
別物であることをアピールするために、
外来語のカナ遣いとして変則的な
「バレイ」や「バレエ」を使うのは、わかる。
しかし、同じ物語の名前が、
演劇や映画のタイトルとしては、一般に
「ロミオとジュリエット」と書かれるのに、
クラシック音楽の題名になると、たいてい
「ロメオとジュリエット」と呼ばれるのは、なぜなんだ?
Romeoを英語読みすればロミオ、イタリア語読みならロメオ。
イギリス人のシェイクスピアが有名にした物語だから、
片や、ロミオと読まれるのだろう。
クラシック音楽の世界では、イタリア語が幅をきかせているし、
そもそもイタリアを舞台にした物語なんだから、
片や、ロメオと読まれるのだろう。
でも、その場合にはジュリエット(Juliet)だって、
イタリア式に、ジュリエッタ(Giulietta)になるはずなんだが。 # by nazohiko | 2006-05-05 19:04