by 謎彦 by なぞひこ
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ひよこたま
・むらあやてこもひよこたま
・きつかさやよせさにしさひもお 中世歌謡のアンソロジー『閑吟集』に出てくる、 さかさまに読まないと、なんのことやら分からない歌です。 それぞれ「また今宵も来でやあらむ」と 「思ひ差しに差せよや盃」を、さかさ言葉で隠してあります。 塚本邦雄の絶唱「花曜」の中に、 エピグラム風に引用されているのを、ごらんになった方も多いでしょう。 私も、そこから『閑吟集』の歌謡と出会いました。 (塚本は濁点をつけた形で引用しましたが、蛇足だったと思います) 愛怨の呪文のように響く「むらあやてこもひよこたま」と、 乾いた弦楽器の弾奏のような「きつかさやよせさにしさひもお」に続く、 第3の傑作をものしてみようと、試みはじめて幾年になりますが、 さっぱりうまくゆきません (^^) ・へともがりたみていさぎふあひ(檜扇裂いて三人が許へ) 即興で作ってみましたが、ヘリウムガスが抜けてゆくような音韻ですネ。 ・たらさるたんたんさつまきつさ(皐月待つ惨憺たるサラダ) はしゃきすぎです……。# by nazohiko | 2006-05-06 07:27 ■
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by nazohiko
| 2006-05-06 07:27
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