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自由の歌 K.506
ザルツブルクにある国際モーツァルテウム財団が、
モーツァルトの全作品の楽譜を、 無料ダウンロードさせてくれるというサーヴィスを始めた。 現代の音楽学者たちによって校訂された、 「新モーツァルト全集」と呼ばれるエディションである。 書籍として売られてもいるものを、 よくぞこのような形で公開してくれたものだ。 http://nma.redhost24-001.com/DME/nma/nmapub_srch.php?l=2 私がこのページを知って、真っ先に探しに行ったのは、 未完に終わった「レクイエム K.626」のオリジナル譜。 モーツァルトが書き残したまま、弟子の補筆が入っていない、 それゆえに空白だらけの楽譜と、初めて対面した。 次に、かつて「トリビアの泉」でも紹介された 珍曲中の珍曲「おれの尻をなめろ K.231」を。 そして、三番目に飛びついたのが、 「自由の歌 K.506」という、小さな歌曲である。 このようなPDFファイルになって、楽譜は出てくる。 http://dwstore.sonydadc.com/mozarteum/pdf/nma_89_28_29.pdf 歌の旋律といい、鍵盤楽器の伴奏といい、 何の変哲もないのに、私は幾度でも聴きたくなるのだ。 歌詞だって、大したことは言っていない。 恋のとりこになんて、なりなさるなよ、 殿様の地位なんて、めざしなさるなよ、 自由こそ黄金の味わい、それを解さぬやつは哀れ……。 あいにく、あまり良い演奏ではないのだが、 宜しかったら試聴していただきたい。 (ソプラノ:Erika Koth、ピアノ:Gunther Weissenborn) http://www.amazon.com/gp/music/wma-pop-up/B0000035SY001019/ref=mu_sam_wma_001_019/103-3392667-6512650 中学二年生か高校生の夏休みだったと思うが、 FMラジオから、エリー・アメリングの声で流れてきたのが、 この小曲との出会いだった。# by nazohiko | 2006-12-21 00:06 ■
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by nazohiko
| 2006-12-21 00:06
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