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カテゴリ:◆動画を視る( 29 )

君よ知るや「勸世宗親會」(5)

勸世阿北(勧世阿北=世直しのおっさん)こと黄大旺が、
ちょうど今、東京に来ているのだという。
http://www.ymck.net/live/

  TPE-Chips -台北と東京をつなぐチップチューンを考える-
   会場   上野Untitled
         東京都台東区上野桜木1-5-6-B1
   DATE  2016年7月2日(土)
   TIME  12:00 ~ 18:00
   出演   [ライブ]
          理化兄弟 (from 台湾)/音速死馬 (from 台湾)/
          YMCK/Quarta330/Dong
         [トーク]黄大旺+日高良祐

勸世宗親會(勧世宗親会=世直し一族)を率いての来日ではないらしい。
残念至極である。

次回はぜひ、「ご一族」揃ってお越し下さい!


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by nazohiko | 2016-07-03 00:37 | ◆動画を視る

君よ知るや「勸世宗親會」(4)

先の記事「君よ知るや『勸世宗親會』(3)」で、このように書いた。

彼らは、首都・台北の教育部(文部科学省に相当)前で抗議活動を行ったが、
その中に、勸世美少女娃娃(世直し美少女人形)の姿があった。
民族音楽研究所(民族音楽研究科)の大学院生である勸世美少女娃娃は、
この日ばかりは黒いサングラスを外し、
代わりに、葬儀で遺族が用いる麻布のかぶりものを身に付けていた。

そして、おもちゃの紙幣をばらまきながら、
大学の合併計画が「金銭をせしめるためのゲーム」に過ぎず、
それによって「芸術教育が命を絶たれてしまう」ことを、歌と言葉で訴えたのである。


彼女がばらまいたのが「おもちゃの紙幣」で、
その目的が「金銭をせしめるためのゲーム」への風刺だというのは、
元ネタである「自由時報」ウェブサイトの報道に基づく記述であった。

しかし、これはむしろ中国語で「冥紙」と呼ばれる、
漢民族が葬儀や墓参の際にばらまき、
死者に贈る「あの世の紙幣」として解釈するべきではないか?
「芸術教育が命を絶たれてしまう」という、抗議活動の主要テーマには、
「死にゆく芸術教育に献げられた供物」が登場する方が、ぴったり来るというものだ。

もともと、勸世宗親會(勧世宗親会=世直し一族)のライヴでは、
「福氣啦假鈔」(おめでたや偽札)と名付けられた、おもちゃの紙幣をばらまいてきた。

c0233798_1244043.jpg


c0233798_12603.jpg


明らかに、500圓(500台湾ドル=約2000円)紙幣に手を加えたものだが、
現代の「冥紙」は、娑婆の紙幣とそっくりに作るのが一般的なので
これを抗議活動の中で「冥紙」代わりに使っても、特に違和感はなかろうし、
「おめでたや!」と刷り込んであるからユーモア性も留保される。

せっかくですから、
勸世美少女娃娃の「假鈔換貞操」(偽札で貞操を売買)を、ライヴ映像でどうぞ!

中国語で「貞操」(ジェンツァオ)」は、
「真鈔」(ジェンチャオ=本物の紙幣)と発音が通じますが、それがタイトルのミソ。
1:48から、勸世阿北(勧世阿北=世直しのおっさん)が、
バッグから「おめでたや偽札」を取り出して、客席にばらまく。


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by nazohiko | 2016-06-30 00:53 | ◆動画を視る

君よ知るや「勸世宗親會」(3)



反南藝大合併案「勸世美少女」聲援影片曝光
(台南芸術大学の合併案に反対する「世直し美少女」の応援ヴィデオが流出)

台湾の新聞「自由時報」のウェブサイトより。
http://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/1624404

勸世美少女(勧世美少女=世直し美少女)を、ダテで名乗っているのではない。

台湾の各地で、国立大学の合併計画が論議を巻き起こしているが、
古都・台南にある台南芸術大学を、
成功大学(こちらの方が遥かに大きい)と合併するという動きに対して、
台南芸術大学の教員・学生が立ち上がった。

彼らは、首都・台北の教育部(文部科学省に相当)前で抗議活動を行ったが、
その中に、勸世美少女娃娃(世直し美少女人形)の姿があった。
民族音楽研究所(民族音楽研究科)の大学院生である勸世美少女娃娃は、
この日ばかりは黒いサングラスを外し、
代わりに、葬儀で遺族が用いる麻布のかぶりものを身に付けていた。

そして、おもちゃの紙幣をばらまきながら、
大学の合併計画が「金銭をせしめるためのゲーム」に過ぎず、
それによって「芸術教育が命を絶たれてしまう」ことを、歌と言葉で訴えたのである。

このへんで、「勸世宗親會」(勧世宗親会=世直し一族)というユニット名について、
中国語のニュアンスを踏まえた紹介をしておくべきだろうか。

「勸世」を、日本語に強いて訳せば「世直し」となるけれども、
厳密には、「善を勧め悪を戒めて、世の人々を教化する」という宗教的な臭いがある。

「宗親會」(そうしんかい)も、簡潔な日本語にするなら「一族」と訳すほかないのだが、
これも厳密に言えば、「宗族」(そうぞく)と呼ばれる漢民族の親族集団が、
例えば「李氏宗親会」や「陳氏宗親会」のような名称で、
近代以後に結成するようになった互助組織のことだ。
個々の宗親会は、往々にして莫大な数のメンバーを擁するが、
それは、相互扶助の人脈を求める者たちが、
「姓氏が同じだから、我々は血が繋がっている」という、
明らかに根拠薄弱な「お約束」に基づいて結び付き、
皆で「一族の団結と互助」を演じることにしたからなのである。

話が長くなってしまったが、
要するに、「宗親會」という語には、
「互助のための組織」や「虚構された一族」という臭いが、どうしても付いて回る。
なおかつ、「勸世」も「宗親會」も、
今となっては、多かれ少なかれ「古めかしい」という語感がある。

若い女性たちをヴォーカルに据えた音楽ユニットが、
よりによって「勸世宗親會」なんて名前であるということ。
私はそこに、ほくそ笑みを誘うようなパロディ精神ばかりを読み取っていたのだが……。

もしかすると、少なくとも勸世美少女娃娃(世直し美少女人形)に限っては、
幾分なりとも、本気で「勸世」のメッセージを発信して、
彼女の「宗親會」に、我々を巻き込もうという思いがあるのかもしれないぞ。


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by nazohiko | 2016-06-28 22:10 | ◆動画を視る

君よ知るや「勸世宗親會」(2)



勸世宗親會(勧世宗親会=世直し一族)と
勸世美少女娃娃(勧世美少女娃娃=世直し美少女人形)の
出世作「姆湯溝阿捏」を、ご高覧あれ。
作詞と唄は勸世美少女。作曲とヴィデオの監督は翁會長。

歌詞は所謂「中国語」(北京の言葉)ではなく、
「台湾語」(閩南語=福建省南部や台湾の言葉)で書かれている。

文字面を見る限り、多くの部分が中国語(あるいは漢文)としても理解できるが、
漢字の発音が全く違うし、台湾語に特有の単語や文法がいくつも入っている。
例えば、曲名の「姆湯溝阿捏(ムタン・ゴ・アネ)」は、
中国語の「不要再這樣(ブ・ヤオ・ザイ・ジェヤン)」に相当し、
「二度とそのようにしてはいけない」という意味である。

1:35から、先の記事で触れた「ハンガーを手に持った踊り」が始まる。
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by nazohiko | 2016-06-28 14:58 | ◆動画を視る

君よ知るや「勸世宗親會」



https://www.youtube.com/channel/UCweBtpGDFPywM-hQ5g-4Rbw

https://www.facebook.com/trancezonefamily/

台湾の「勸世宗親會(勧世宗親会)」という音楽ユニットを、ご存知だろうか?

ユニット名を強いて訳せば、「世直し一族」といったところだが、
原語の微妙なニュアンスを、日本語に移し替えるのは難しい。

メンバーは、黒いサングラスがトレードマークの
「勸世美少女娃娃(勧世美少女娃娃=世直し美少女人形)」、
ショートカットの猫系歌姫
「勸世寶貝喵喵(勧世宝貝喵喵=世直しベイビー・ミャオミャオ)」、
そして「勸世阿北(世直しのおっさん)」など。

日本語で読めるウェブ記事は、
辛うじて、勸世寶貝喵喵ひとりを紹介する文章があるのみだが、
そのうち勸世美少女の、ハンガーを手にした意味不明な踊りなどにも、
じわじわと人気が高まってくる……ことになるかもしれない。
http://mumumag.com/trance-baby-meow-from-taiwan/

Youtube用に作られたミュージック・ヴィデオを、
まず世の人々にお勧め(勸世!)したいが、
それらをひとしきり堪能したら、同じ楽曲のライヴ映像もぜひ味わってほしい。

以上、第一報なり。
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by nazohiko | 2016-06-27 23:11 | ◆動画を視る

踊る謝依旻、歌う謝依旻、演じる謝依旻

 17歳で女流本因坊、18歳で女流名人となり、24歳の現在は女流棋聖をも兼ねる台湾出身の棋士・謝依旻(Hsieh Yi Min)六段が、何とこんなヴィデオを!

http://www.youtube.com/watch?v=2S0ZBeMP4Sc

 若手棋士3人から成るユニット"Monotone"が出した、"i★GO"なる楽曲のプロモーション映像だそうである。"Monotone"は、明らかに碁石の黒と白に因み、"i★GO"は「囲碁」とも読める……ナルホド。

 謝依旻は「アイドリング!!!」のメンバーだったベトナム人のフォンチー(Phong chi / Fonchi)に似ている。本ブログの筆者は「アイドリング!!!」も静かに応援しております。

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by nazohiko | 2013-05-05 15:08 | ◆動画を視る

キンタロー。

「キンタロー。」という芸人が、面白くてたまらん!
名前と顔とダンスと芸の内容の「不調和の調和」が絶品である。
http://www.youtube.com/watch?v=6vFycyYPRsY

私が応援する妙齢女性のお笑い芸人は、
他に「にしおかすみこ」と「いがわゆり蚊」である。

http://www.youtube.com/watch?v=3nGV4Ejab4U
http://www.youtube.com/watch?v=cR0R8L0d-2A

http://www.youtube.com/watch?v=kSKy4I2671A
http://www.youtube.com/watch?v=CKgZ_07W3C8

負けるな!
でも、中途半端な勝ち方は見せてくれるな!

頼んだぞ!
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by nazohiko | 2013-03-05 23:35 | ◆動画を視る

鈴子の恋、そしてミス・ワカナ

 東海テレビ制作(フジテレビ系列で放送)の昼ドラマが好きで、1986年の「愛の嵐」以来こまめに視ている。

 今年の1月から3月まで放送された「鈴子の恋―ミヤコ蝶々女の一代記」は、近年の「昼ドラ」の内でも屈指に値すると思うが、その魅力は何と言っても、ミヤコ蝶々の最初の夫となった三遊亭柳枝(ヤナさん)を怪演した神保悟志と、天才肌の漫才師ミス・ワカナを力演した三倉佳奈に、多くを負っている。

 ドラマの中では幾度か、ミス・ワカナと玉松一郎の夫婦漫才が再現され、私はこれによってミス・ワカナという往年の芸人に関心を持つようになった。

 彼女のトレードマークのように、繰り返しドラマに用いられた『金色夜叉』のパロディは、1938年(昭和13年)の録音が残る漫才「ワカナの支那土産」の一節である。彼女はこの年の初め、吉本興業と朝日新聞社が派遣した演芸慰問団「わらわし隊」の一員として、日中戦争下の中国を巡業した経験を持つが、現地で耳にした中国語の響きを、当時人口に膾炙していた「熱海の海岸散歩する、貫一お宮の二人連れ」の歌に混ぜ込み、「東洋平和のため」の「日支親善の歌」として披露したのだった。

  http://www.youtube.com/watch?v=s4QklWbtrPQ
  (この録音では、0:25から。)

 日本語と「中国語風の響き」が混ざり合ったような、歌詞や台詞になっているようだが、実のところは、本来の歌詞や台詞の一部を、相当正確に中国語の単語に置き換えたものになっている。

  熱海の海岸 散歩する > 溜達溜達(liuda liuda)
  貫一お宮の 二人連れ > 両個人(liang ge ren)
  共に 歩むも > 溜達溜達(liuda liuda) 今日 > 今天(jintian)限り
  共に 語る > 説話(shuo hua)今日 > 今天(jintian)限り

 ミス・ワカナ……もっと鮮明な録音や、映像による舞台の記録は残っていないのだろうか?
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by nazohiko | 2012-08-13 23:10 | ◆動画を視る

まあだだよ

 黒澤明監督の「まあだだよ」(1993年、東宝)を、思い立って再び観た。

 士官学校や大学の教師でもあった内田百閒が、教え子たちとの交遊を記した、一連の随筆に材を取ったもので、舞台の上で寸劇が次々と演じられてゆくように、百閒ファンにはお馴染みのエピソードが、年代順に羅列される。百閒の目を通して一人称で記された世界を、三人称で映像化してみると、このようになるのかと納得させられたり、随筆の中では個別に登場することの多い、彼の教え子たちだが、実際には、このように横の繋がりをも密接に保っていたのだろうなあと、気付かされたりした。

 驚いたのは、百閒の還暦を祝って開かれた「第1回 摩阿陀会」が、想像していたよりも遥かに小規模で質素な宴会として、描かれていたことだ。戦争直後には、それでも最大限の豪勢だったのだろう。百閒の文章を通して、私はローマ皇帝の饗宴のような情景を思い描いていた。言い換えれば、その落差にこそ百閒の魔術が宿っているのである。いやいや、黒澤の魔術も大したもので、少ない視覚刺激で始まった場面に、最後には凄まじい熱量を帯びさせてみせた。宴席の総員で歌い踊られる「オイチニの薬売り」は圧巻。
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by nazohiko | 2012-08-13 00:45 | ◆動画を視る