by 謎彦 by なぞひこ
by Nazohiko


カテゴリ:◇感想を綴る( 4 )

現代版「年の内に春は来にけり」

年度の内に桜が咲き、今なお目の前に留まっている。
善哉、善哉。
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by nazohiko | 2013-04-01 06:18 | ◇感想を綴る

謎太郎の日記(9)

 しばらく前から、かつて留学していた街に逗留している。1年に何度か、ここに来て自分をリセットするのだ。とはいえ所謂ヴァカンスではなく、マックス・ヴェーバーのいう"Beruf"のための用事を次々とこなすのが、滞在の主たる目的なのだが。否、それこそが、私にとって最上のヴァカンスだとも言えるか。

 ここで学んだことを、私はストレートに自分の"Beruf"と為し得た。この街と、この街に暮らす恩師や旧友は、日々の執務の中でつい忘れかけてしまうその幸せを、力強く私に思い出させてくれる。それもまた、私の要する「リセット」の1つなのだ。

 よく学び、よく遊べ……今日もまた。
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by nazohiko | 2013-03-16 09:06 | ◇感想を綴る

『塔』2013年1月号

特集「澤辺元一インタビュー」より。

永田(※永田和宏先生) 謎彦とか、行き場のない不思議な人が澤辺さんのとこに集まったよね。

時は来た……それだけだ……。
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by nazohiko | 2013-01-16 00:03 | ◇感想を綴る

巳年の年賀状

 巳年というのは、つまり蛇の年というわけだが、蛇は十二支の動物の中で、年賀状や縁起物のデザインが成功しにくいものの筆頭格だろう。大抵の場合、蛇から恐ろしげなイメージや不気味なイメージを除去しようとする一方で、手を替え品を替えして、可愛らしい造形を与えようとするのだが、どっち付かずの結果に終わってしまう。

 今年の松の内に方々から頂戴した年賀状の中で、思わず「これは!」と膝を打ったのは、サン=テグジュペリの『星の王子さま(Le Petit Prince)』に添えられている、象を飲み込んだ大蛇の断面図を真ん中に刷り込んで、背景は真っ白、文字も最小限あるのみ(新年を祝う四字熟語と、送り主のお名前とご住所)という1枚だ。蛇という奴からどうしても払拭できない、おどろおどろしいイメージを敢えて活かしつつ、気宇壮大なユーモアが新年の祝意にも通じるような、グッド・センスな版面に感服した。
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by nazohiko | 2013-01-07 23:02 | ◇感想を綴る