by 謎彦 by なぞひこ
by Nazohiko


後から "ほのほの" 思うもの

台湾の歌手・洪榮宏(洪栄宏)は、
1963年に東京で生まれ、日本で修業した経験を持つせいもあり、
日本語の演歌やニューミュージックを、しばしば取り上げる。

言葉を一つ一つ絞り出すような、真摯で熱のこもった歌い口と、
独特のくねくねした動きが妙にマッチして、
映像で観ると、音声だけを聴くよりも何倍も味のある歌手である (^^)

彼は、森田公一作曲の「青春時代」を看板曲の1つとしており、
阿久悠作詞のオリジナル日本語版も、
何松齢作詞の中国語版「為青春歡唱(青春のために楽しく歌おう)」も、
Youtubeに、いろいろと動画を見つけることができるのだが、
「青春時代が夢なんて、後からほのぼの思うもの」という箇所の、
「ほのの」を「ほのの」と発音する癖が、一向に直らないようだ。


(「青春時代」は3:19から。歌詞の字幕も「ほのの」となっている!)

これぞ洪栄宏という感じで、力いっぱい「ほ~のの~」と歌い上げる、
その脱力感がたまらないので、むしろ永遠に直さないでほしいと思うが、
本人も誤りを自覚しているのか、2番から「ほのの」に改めることもある。


(「青春時代」は6:00から。1番は「ほのの」、2番は「ほのの」。)

10年以上も前に、台湾の歌番組で「ほのの」に出くわした時には、
あのインパクトを他人にうまく伝えられず、歯痒い思いにかられたものだが、
あれからYoutubeが出現し、次第に普及してくれたおかげで、
こうした類の遺憾からは、ずいぶん解放されるようになった。

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by nazohiko | 2016-09-02 02:23 | ◆動画を視る
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