第1夜:ソリストたちの夕べ
●アルバン・ベルク:ヴァイオリン協奏曲
「涼性」の音楽。
タナトスに傾いた音楽。
●オリヴィエ・メシアン:トゥーランガリラ交響曲
「温性」の音楽。
エロスに傾いた音楽。
●(アンコール)モーリス・ラヴェル:ラ・ヴァルス
「熱性・温性」と「涼性・寒性」のめまぐるしい交替。
エロスとタナトスの交錯する音楽。
第2夜:合唱の夕べ
●カール・オルフ:カルミナ・ブラーナ
深層に「寒性」を秘めた「熱性」の音楽。
タナトスによって裏打ちされつつエロスを謳う。
●黛敏郎:涅槃交響曲
深層に「熱性」を秘めた「寒性」の音楽。
エロスによって裏打ちされつつタナトスを謳う。
●(アンコール):ヨハン・セバスティアン・バッハ:G線上のアリア
お口直しに、絶対の中庸を。
図式的にすぎたかな?
# by nazohiko | 2006-06-15 00:03
(関連記事:
http://japondama.exblog.jp/19121118/)