by 謎彦 by なぞひこ
by Nazohiko


空に消えてった 打ち上げ花火

夜中まで机に向かうことを、余儀なくされている時、
格好のお伴は、Youtubeである。

ふと頭の隅から転がり出てきた、
懐かしい音楽や、テレビ番組の名前を打ち込んで、
検索ボタンを押すのだ。

今晩は「夏祭り」という小曲を求めて、
検索ボタンを押してみた。

ジッタリン・ジンというバンドが、
1990年に自作自演したのが、オリジナル版。
http://www.youtube.com/watch?v=dvmAfEohNag

ちょうど10年後の2000年に、
Whiteberryという、少女だけのバンドが蘇演した。
http://www.youtube.com/watch?v=2ew2k1WMt9o

両方を聴き比べてみるに、一長一短といったところ。
オリジナル版は、楽器編成と編曲が貧弱であって、
特に、単調な間奏が長々と続くのには閉口する。

Whiteberryによるリメイク版は、
伴奏部分が豊かになったことは、歓迎できるけれども、
今度は、伴奏にいろいろな要素を詰め込みすぎて、
この歌の純朴さを、損ねてしまったようでもある。

歌声については、どちらの版にも好感が持てる。
オリジナル版は、女性歌手の凜とした独唱。
リメイク版は、やや人工味を帯びた「甘ったれ声」で歌われ、
時に応じて、バンドのメンバーによる合唱になる。
ずいぶん性格が違う声音や、歌い口ではあるが、
「夏祭り」という楽曲の解釈として、
どちらにも、聴き手を納得させるものがあるのだ。

リメイク版は、
最後の言葉「空に消えてった 打ち上げ花火」を、
もう一度ゆっくりと歌って、曲を締め括るが、
これは、英断だったと思う。 # by nazohiko | 2007-05-14 01:46 |
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by nazohiko | 2007-05-14 01:36 | ☆旧ブログより論考・批評等
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