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「ル」ひとつ分の幸せ

パソコン時代に入る時に、
小さい「ル」の字が淘汰されてしまった。
半角の「ル」ではなくて、
「ァ」や「ぁ」と同じサイズの「ル」である。

美術や音楽に関する本に、
ちょっと昔まで、頻繁に使われていた文字なのだが。
「サンドロ・ボッティチェルリ(Botticelli)」や
「フランコ・コレルリ(Corelli)」といった
「ル」の部分が、小さい字で刷られていた。

「ボッティチェッリ」や「コレッリ」と表記しても、
声に出してみれば、ほぼ同じ音になるわけだけれど、
「ッ」を使うのと、小さい「ル」を使うのとでは、
文字面から浮かび上がる「流体感」が、違うというものだ。

"l"や"r"のような子音を、
言語学では「流音(liquid)」と名付けるそうだが、
まさにその"liquid"な感触を、
小さい「ル」が呼び起こしてくれる。
レギュラーサイズの「ル」を使って、
「ボッティチェルリ」や「コレルリ」と書いたのでは、
流れが詰まってしまう。

パソコン時代に入る時に、
小さい「ル」の字が淘汰されてしまった。
半角の「ル」ではなくて、
「ァ」や「ぁ」と同じサイズの「ル」である。

美術や音楽に関する本に、
ちょっと昔まで、頻繁に使われていた文字なのだが。
「サンドロ・ボッティチェルリ(Botticelli)」や
「フランコ・コレルリ(Corelli)」といった
「ル」の部分が、小さい字で刷られていた。

「ボッティチェッリ」や「コレッリ」と表記しても、
声に出してみれば、ほぼ同じ音になるわけだけれど、
「ッ」を使うのと、小さい「ル」を使うのとでは、
文字面から浮かび上がる「流体感」が、違うというものだ。

"l"や"r"のような子音を、
言語学では「流音(liquid)」と名付けるそうだが、
まさにその"liquid"な感触を、
小さい「ル」が呼び起こしてくれる。
レギュラーサイズの「ル」を使って、
「ボッティチェルリ」や「コレルリ」と書いたのでは、
流れが詰まってしまう。

【旧ブログには画像あり】

写真は、ボッティチェッリ画のアウグスティヌス像より。
美女画ばかりが、ボッティチェッリの得意ではない。# by nazohiko | 2007-01-19 00:58
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by nazohiko | 2007-01-11 22:45 | ☆旧ブログより論考・批評等
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