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さすらう学人の歌(1)

題名は、グスタフ・マーラーの絶唱「さすらう若人の歌」より。
マーラーは、この歌曲を譜面に書き付けた作曲家であり、
実際に声に出して歌うのは、バリトン歌手の役目なのだが、
それでも敢えて「マーラーの絶唱」と呼ばせてもらおう。

さて、正倉院展を目前に控えて、
これまで興味のなかった、会津八一の短歌を読んでみた。
会津は寡作というより、
よほど納得した歌でなければ、発表しなかった人らしいが、
1940年(当時60歳)に編まれた『鹿鳴集』全1冊に、
彼の半生に公刊された歌が、ほとんど収まっており(約370首)、
最晩年の1955年(73歳)に作られた『自註鹿鳴集』の形で、
現在は岩波文庫に入っている。
会津自身による脚注が加わっても、やはり1冊本である。

※続く

# by nazohiko | 2006-10-17 00:24
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by nazohiko | 2006-10-17 00:24 | ☆旧ブログより論考・批評等
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